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慣れとは恐ろしい

自分の住んでいる部屋というか、マンションは上下左右の音が筒抜けで、本当に鉄筋のマンションかと疑いたくなる。

実は入居するまで、そんなこととは梅雨知らずだったが、いまだに引っ越すこともなく、住み続けている。ある時は、上の階のトイレを流す音が滝のように感じられたり、階下にすむ女の子がゴキブリにおびえたことも分かってしまう。と言うことは、自分の行動もまわりの家には筒抜けなんだと言うことが言える。でも、何となく共同生活をしているみたいで、楽しく思えるようになってきた。慣れとは恐ろしいものだよね。

最初のうちは、不動産屋さんに防音を何とかしてくれませんか、と頼みに言ってみたり、大家さんを紹介してもらって、何とかしてもらおうとしてみたり、いろいろ大変だった。

結果、生活騒音なら、お互い様で、我慢することにして、住民同士が、話し合うというか、話し合わざるを得ないような状況になり、いまでは本当の共同生活的な棲み分けや暮らし方が身に付いてしまっている。結局は騒音問題として取り上げるよりは、騒音問題を機に、住民の結束が固まったと言うことになるようだ。

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